うっかりすぎる私が手帳と暮らす日々

手帳と一緒に充実した毎日を目指していますが、うっかりさんなのでいろいろ忘れがちです。子どもの受験(中学・高校)、コーチング、読書、居心地のよい家づくりなどについて書いています。

子宮体がん検査を受けてきました

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更新がものすごく滞ってしまいました。その間も訪れて下さった皆様、ありがとうございました!

約3週間が経っていたわけですが、その間、私は子宮体がんの恐怖におびえていました

 

 

え、出血⁉︎

9月初旬のある日、お手洗いで便器に捨てたトイレットペーパーを見ると「血⁈」と思う、うっすら赤いものが!

生理は前の週に終わったばかりなのでおかしい…それからは、お手洗いに行くたびにペーパーで拭きまくっていました。何もつかないときもあれば、まあまあ赤い時もある。2週間後には職場の婦人科検診を控えていましたが、至近距離に婦人科があるため、夫から勧められて受診しようと電話をすると、緊急扱いでその日の一番最後に予約を入れて貰えました。

以前、仕事で女性のがんについて調べたことがあり、若干の知識と関心があったことで不安が増した一方で、「病院に行こう」と早い段階で腹を括れたと思います。

 

婦人科では、すぐに「子宮体がんの検査をしましょう」と、予想通りの展開。子宮頸がんの検査は毎年やっていますが、体がんの検査は初めてです。

子宮の奥に器具を入れて細胞をこすり取るので頸がんの検査より痛く感じましたが、ほんの数秒ですし、なんと言っても不妊治療や二度の出産を経験しているので大したことなかったです。

 

先生いわく、「子宮内膜が厚いのでそこにがんが隠れている可能性もあるので検査した」とのこと。「不正出血をしているし、年齢もあるから念のため検査をしてみましょう」以上の意味がそこにあると知り、途端に怖くなりました。

 

職場の婦人科検診では…

10日後に職場の婦人科検診(子宮がん・乳がん検診)がありました。問診で不正出血で体がん検査をうけたことと、同時期から始まった生理前のような胸の張りについて申告すると、「胸の張りはホルモンの関係でよくあること。しこりがあるかないかが重要」と言われました。

乳がん検診も毎年マンモグラフィで影やしこりがあると言われて精密検査に行き、結果的に「乳腺が濃いだけと思われるので、しこりなどの異変を感じたら受診するように」言われているのでびくびくでした。

結果は、何年ぶりかに異常なし。マンモグラフィは見落としを防ぐために二人の先生でチェックするため、正式な結果は後日になりますがひと安心。乳腺の変化もあったと思いますが、技師さんが上手に写真を撮ってくれたのでしょう。張っているだけあっていつも以上に痛かったですが。

 

婦人科の頸がん検診は細胞をこすりとって検査に出すため結果は後日ですが、不正出血についても「子宮体がん検査の結果を見ないとわからないが、卵巣機能の低下による出血もありうる。子宮内膜15ミリも閉経前なら見られること」とのことで、少し安心しました。

 

子宮がん検診とは

子宮がん検診を自治体や職場で受けている方も多いと思いますが、この場合の「子宮がん」とは、「子宮頸がん」を検査するものです。(子宮頚部=子宮の入口)20代など比較的若い年齢から発症し、ウイルスが主な原因となることから、若年の女子にワクチンが接種されています。

これに対して「子宮体がん」は、子宮の奥にできるがんで、閉経期から罹患率が高くなってきます。今回の私のように不正出血などの不安要素がない場合は積極的に検査を受けることはあまりありません。昨年末の婦人科検診で「子宮体がんが不安だ」と話したところ、「見た限り以上は見られないが、不正出血など変わったことがあったら受診する」ように言われました。その「変わったことがあった」時が今です。

 

子宮体がん検診は早期から不正出血があり、早期発見・早期治療をすることで治癒率が比較的高いようで、自分はどういう生き方をしたいのか?子どもたちの成長を見たり、夫といろいろな国に旅行したい、そのためには(できれば病気にはなりたくないけれど、なってしまったら)一つ一つ対処(治療)していくしかないのではないか、と思いました。

また、いろいろ検索していくうちに、子宮体がん以外にも子宮内膜増殖症という、子宮内膜が厚くなり出血などする病気があることがわかりました。この病気には種類があって、細胞が異型になり前がん状態とも言われ、手術で子宮を取ることが勧められるようです。

 

婦人科から電話!

いよいよ明日、結果を聞きに行く日という時、仕事で打ち合わせをしていると着信を知らせるために手元のアップルウォッチが震えました。番号を見るとあの婦人科!100%悪い知らせだと思って廊下で電話を受けると、

「先生が急遽お休みになったので明日の予約を変更してほしい」と。若干安堵しながら「検査の結果を聞きに行くことになっていたので、それが不安なんですが」と言うと、

「大きな異常はないので、急いで来ていただく必要はないと思います」「がんではないと認識しています」との答え。

心底ホッとしました。「大きな異常はない」=小さな異常はあるかもしれませんが。

 

検診は必ず受ける。異変があればためらわず受診する。

マンモグラフィ、子宮体がん検査、他の部位の検査もそうですが、痛い、怖いと言って受けないのは非常に危険かつもったいないことです。と言いつつ、胃カメラが苦手で楽に受けられるところを探しているところですが…。

自分の身体を守れるのは自分しかいません。「いつもと違う」という自分の感覚を大切に、先延ばしをせず受診するなど適切な行動をとりたいものです。

 

https://taky16.hateblo.jp/entry/2020/05/01/000000_1